ボーイスカウト台東第2団の創立100周年を記念して、ビーバー隊からローバー隊までの団全体で年代を超えた合同キャンプを8月17日(木)~21日(月)までの期間で奥秋キャンプ場にて活動を行いました。

概要


日程:ビーバー隊・カブ隊 8月19日(土)~21日(日)、ボーイ隊・ベンチャー隊 8月17日(木)~21日(月)
場所:奥秋キャンプ場 山梨県北都留郡丹波山村奥秋1388
参加人数:74名
活動内容:
ビーバー隊・カブ隊 舎営、川遊び、クラフト作り、スイカ割り、流しそうめん、マス掴み、ローラー滑り台、ハイキング、花火、100周年記念品作り、キャンプファイヤーなど
ボーイ隊・ベンチャー隊 野営、肝試し、ロープを使った工作物(立ちかまど)制作、シャワークライミング、夜話、ハイキング、クラフト作り、マス掴み、川遊び、流しそうめんの台制作、スイカ割り、キャンプファイヤーなど

8月17日(木)

ボーイ隊・ベンチャー隊

上野駅に集合し、電車とバスを利用して奥秋キャンプ場へ!冒険の始まりである!
バスの終点から約6kmを徒歩にて移動した。
昼食後、開村式を行い、早速家型テントの設営に取り掛かる。年長スカウトが後輩を指導しながら、自分たちの寝床をしっかりと造り上げる。
今日の夕食はサイコロステーキ。自分たちで薪に火をつけ、調理をする。雄大な自然な中で調理したご飯は格別だ!
夕食後は肝試しを行い、夜間にライトなしで目が慣れない中歩くことで、感覚を研ぎ澄ますことが出来る。
就寝前に班長が集まり、隊長とグリンバー会議。(グリンバーとは班長・次長の記章が緑のバー刺繍がされていることからそういわれる)

8月18日(金)

ボーイ隊・ベンチャー隊

2日目。6時に起床し、朝食の準備。規則正しい生活は健康のために大切であることをしっかりと学ぶ。
朝食後は点検。点検とは生活の規律が守られているか。生活する中で工夫がされているか。体調の変化はないか。など隊長に確認してもらうことをいう。スカウト活動は冒険的であるが、何より安全と健康が第一だということである。
ボーイスカウトの野外生活の基本は日々の改善。自分たちがいかに生活しやすくするかを実践的に学ぶ。
その後、朝礼・スカウツオウン。ボーイスカウトではセレモニーを大切にしている。生活の中のメリハリが大切であるということを学ぶ。
また、スカウツオウンとは自分自身を見直す大切な時間である。自分の日頃の行いを見直すきっかけとなる。

午前中は立ちかまどなどの工作物を製作。これによりかまどの高さが上がるなど、作業しやすい環境になるほか、火の高さを地面より高く上げることで環境負荷がかかりにくいなど計算して作る。
これらは日ごろ訓練したロープワークが生きてくる。すっかり結ばれていないと、すぐに壊れてしまうのだ。

午後はシャワークライミング。自然の川を流れに逆らい登っていく。体力と知恵が必要なプログラムであり、スカウトたちにとって楽しい活動でもある。
キャンプサイトに戻り、夕食の準備。今日の夕食は牛丼。各班工夫をしながら作っていく。
夕食後には夜話が行われた。これは隊長から題材となるお話を聞き、それについて自分たちの意見や考え方を各々が述べる。それにより自立心と道徳心を学ぶ。

8月19日(土)

ボーイ隊・ベンチャー隊

3日目。いよいよ後輩であるビーバー隊・カブ隊がキャンプ入りする。先輩としては楽しい瞬間だ。
メインプログラムは登山を伴うハイキングだ。丹波の悠大の自然を感じながら自らの体力と観察力を活かして歩く。
山頂で朝自分たちで作ったお弁当を食べ、仲間と語り合う。最高の時間だ!
ハイキングの終着ポイントは温泉。ハイキングの疲れを癒し、明日からの活動に備える。夜は100周年記念クラフト作りをした。

ビーバー隊・カブ隊

山伏公園を出発。団本部がある北上野にある山伏公園に7時に集合し、大型バスにて出発。
岡田団委員長から、ワクワクする冒険の始まりとの話に期待が膨らむ。
保護者の皆さんに行ってきますの挨拶をして、3日間の冒険のスタート!
ビーバー・カブのスカウトにとってはコロナもあり、ほとんどのスカウトがキャンプ初体験。
不安な表情も見受けられたが、皆一様に元気に楽しい雰囲気であった。

バスは、中央自動車道を走り、山道に入る!バスに慣れていないスカウトもいたので、休憩を適宜取りながらキャンプ場に向かう。
バスの中では吉野カブ副長による恒例のビンゴ大会。前を走る車のナンバーや看板の電話番号の下桁などを発表して、ビンゴをするというユニークなスタイルで約40年やってます(笑)
見事ビンゴをすると、吉野カブ副長特製のドル札が渡され、キャンプで何か善行をしたりするともらえたりします!それが集まると景品も?!ビーバー隊・カブ隊開村式

お昼に奥秋キャンプ場に到着し、開村式を行いました。ここから3日間のスタートを厳粛にセレモニーをして、規律の大切さや集団行動から学ぶことを覚えます。
午後は100周年記念クラフト作り。これは全団みんなで同じ焼き印を押した、木の首飾り。
夜ご飯は煮込みハンバーグ。おなかいっぱい食べました。
近隣を散歩したり、夜は花火の後天体観測をしたり、大自然を初日にたくさん感じる初日となった。

8月20日(日)

ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊・ベンチャー隊・ローバー隊

全隊が集合して合同のプログラムをする中日。
各隊それぞれ、起床し運動をしてから朝食。そして点検。
(※点検とは生活の規律が守られているか。生活する中で工夫がされているか。体調の変化はないか。など隊長に確認してもらうことをいう。スカウト活動は冒険的であるが、何より安全と健康が第一だということである。)
全体朝礼をし、スカウツオウン。

水着に着替えて、マス掴みへ!今日の昼食の主菜になります。
その後、川遊び。急流の中でライフジャケットを付けて流れるアトラクションや潜って魚を見つけたり楽しみました。
昼食はベンチャー隊・ローバー隊のお兄さんお姉さんが作ってくれた、流しそうめんの台から流れるそうめん!主菜に先ほどみんなでつかんだマスを焼いて食べる。
昼食後、また川遊びをし、3時のおやつにスイカ割り!お兄さんお姉さんのサポートもあり、みんなうまく叩けました!
その後、岡田団委員長の特別プログラムで、空き缶で作るランタンづくり。各々好きな図柄を缶に画鋲で描き、ランタンを作りました。
夕食はキャンプと言ったらカレー!もりもり元気に食べてましたね。
夕食後は待ちに待った、キャンプファイヤー。
各組・各班ごとにスタンツ(※寸劇や歌)を練習し、披露する!
キャンプファイヤーは静動静で行われ、静かに雄大な自然を感じながら点火し、歌あり、踊りあり、スタンツありと進み、最後は営火長(団委員長)がキャンプの振り返りをお話しします。とても楽しく感銘を受ける時間だった。
このように静かに始めることで自然を感じ、楽しく動き過ごすことで思い出を得て、静かに終わることで子どもたちの興奮を沈め、穏やかな眠りにつかせる効果もある。

8月21日(月)

ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊・ベンチャー隊・ローバー隊

いよいよ最終日。
今日までのキャンプの集大成。キャンプ場に残していいものは感謝の気持ちのみ。
各隊、撤営にはいり、使った備品、使った場所をしっかりときれいに掃除し、帰り支度を進める。
ビーバー隊・カブ隊はローラー滑り台までハイキングをして、ローラー滑り台体験。
長さもあり、スリリングであった。
閉村式ではキャンプ場の管理人さんに感謝の気持ちをお伝えし、全員でバスに乗っていざ東京へ!

東京に到着して、解散式には多くの保護者のみなさまにお集まりいただき、スカウトそれぞれの成長した姿を見て頂いた。
子どもたちにとって、親元から離れ、自然の中で学ぶこと。集団の中で学ぶこと。そしてチームの中で協力すること。これらの多くの経験を得て、たくましく、活き活きとした顔つきの成長となったであろう。

いつでもスカウト活動に参加できます

このように自然の中で野外活動を行い、集団の中で学ぶことで、非認知能力を育みます。
是非、あなたも参加しませんか?!
Let’s Join Us!!