第1回 大瀧智広君

ローバースカウト隊 大瀧智広君

台東第2団のスカウト・指導者・OBに、スカウト活動について語ってもらう「ザ・インタビュー」。
第1回目は、ローバースカウトの大瀧君です。

大瀧君

大瀧君は、現在ローバー隊に所属、学校は立教大学経済学部4年生でしたね。
台東2団に入団したきっかけをお話していただけますか?
小学3年生の夏休みに、兄が「わんぱくトライアスロン」に出ているのを応援に行きましたら、ボーイ隊が奉仕をしていまして、「制服がカッコいいな」と思い入隊を考えました。
カブ隊の「しか」からの入隊になります。
父もカブスカウト経験者ですので、両親は入隊には賛成でした。
小学3年生の秋の入隊ですと、すぐに受験準備になりましたよね。どういう感じで両立していましたか?
カブ隊時代は、塾が土曜日に被らなかったので、集会に出席していました。
日曜日の奉仕やイベントにも行きましたし、キャンプにも参加しました。
平日は塾で、土曜日・日曜日はスカウト活動でしたね。
水泳もやっていたのですが、ボーイ隊になってからは終了して、スカウト活動と塾に専念しました。
5年生の時には、夏期講習を休んで夏キャンプへ参加しましたが、6年生になってからは、春キャンプだけ参加して、夏は夏期講習に専念しました。
普段の集会は、土曜日の夜ですので出席していました。
バランスよく活動していたんですね。
土曜日のボーイ隊の集会は19:00からですが、塾が19:30まででしたので、母親が塾まで迎えに来てくれまして、車の中で軽く夕食を食べてから、ボーイ隊の集会へ行きました。
両親の協力があって集会へ行く事が出来たのですね。
はい。両親には感謝しています。
塾から集会に出席して、友人や指導者の方と話も出来たので、気分転換にもなったかもしれません。
中高校時代の部活動は水泳部ですね。両立は大変じゃなかったですか?
集会は土曜日の19:00からでしたので、部活動とは時間が被らず、出席してました。
疲れたから休むというのも無かったですね。
日曜日の水泳の大会の時は、部活動を優先していまして、奉仕活動は欠席することもありました。
中学3年生で水泳部の部長になったのですが、ボーイ隊で班長を経験して先にリーダーシップを学べたのは、大変良かったと思ってます。
スカウト活動の一番の思い出は何でしょうか?
ボーイ隊の夏キャンプで、火が点かなくて夕飯が調理出来なかった事ですね。
学級委員などいろいろな事をやっていていて、自分に自信もあったのですが、他の活動では味わえない挫折と悔しい思いをして、どうすれば出来るようになるのか考えました。
班長としての自覚とか危機感も認識しなきゃと思いました。
現在はローバー隊の活動と並行して、指導者としても活動してますよね?
はい。
最初は自覚が薄かったのですが、CS隊やBS隊の指導の手伝いをするようになってから、徐々に意識が強くなってきました。
特にBS隊は準備して活動に臨む、というのが自分には向いていると感じました。
また、各隊の指導にかかわる事で、自分の性格も認識できました。
後輩のスカウトへ伝えることはありますか?
スカウト活動は、ローバー隊が一番充実して楽しいんですよ。
今が一杯一杯だからと、途中で辞めてしまうと、一番楽しい事が味わえないので、是非続けて欲しいです。
ビーバー隊・カブ隊の保護者、またお子様の入隊を考えている親御さんに伝えたい事を教えてください。
僕たちを見てください。という事でしょうか。
ビーバー隊・カブ隊に入って、友達とうまく馴染めるかなとか、心配事も多いと思いますが、成長する先をイメージして欲しいんです。
ボーイ隊になったら、こんな風になるんだ。ローバー隊になったら後輩の指導も出来るようになるんだと。
スカウト活動は、生涯教育ですので、長いスパンのビジョンを持っていただければと思います。
そうですね。スポーツのように今年はレギュラーになるとか、優勝するとか、近い目標とは違いますからね。
はい、そうです。
大瀧君のこれからの予定は?
ただいま大学4年生ですので、就職活動中です。
就職しましたら、スカウト活動の経験を活かしたいと考えてますし、企業の経験を、スカウトの指導に活かしていければと考えています。
ありがとうございました。これからの大瀧君の活動に期待いたします。
大瀧君大瀧智広(おおたきともひろ)
台東第2団ローバースカウト隊所属
立教大学経済学部4年(平成30年5月)
インタビュアー:団委員 齋藤美佐子

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